会員相互の連帯意識に基づく協同活動を積極的に行い、会員及びビルメンテナンス業界の発展を図るとともに、専門的な知識と技術を持った人材の確保と優れた後継者を育成するため、次の事業を推進する。
なお、新型コロナウイルス感染症は未だ終息の見込みが立たない状況にあるが、ビルメンテナンス業は社会的に必要な機能を維持するために不可欠なものと位置付けられており、事業推進に当たっては、感染防止対策の徹底を図る。
1 組織の拡充強化
(1)会員各社の連帯意識に基づく協同活動を積極的に推進し、協会の組織力の強化と健全な発展を図る。
(2)関係行政機関の施策及び関係中央団体の活動に対して協力する。
(3)東予部会、中予部会、南予部会及び青年部会の活動を促進するとともに、会員の情報交換と親睦を図る。
2 新型コロナウィルス感染症への対応
(1)全国協会が策定した「ビルメンテナンス業における新型コロナウイルス感染予防ガイドライン」の会員への周知徹底を図る。
(2)行政機関及び関係団体と連携しながら、新型コロナウイルスの最新の知見を会員相互で共有する。
(3)行政機関等から、コロナ関連の清掃・消毒等の要請があった場合は、対応可能な会員を紹介する。
3 各種事業の実施
(1)労働対策委員会
労災事故ゼロを目指し、愛媛労働局の後援を得て、会員社及び非会員社の参加を求めて労働安全衛生大会を開催し、労働安全衛生意識の高揚と労災保険収支率の改善を図る。合わせて、災害発生報告システムによる災害報告の徹底を図る。
(2)教育情報委員会
全国協会との連携を図りつつ、清掃作業従事者研修、清掃作業従事者研修指導者講習、貯水槽清掃作業従事者研修、防除作業従事者研修、病院清掃作業従事者研修を実施する。
(3)業務水準高度化委員会
協会ホームページを随時更新し、会員及び必要な関係者に情報を提供する。さらに、「大規模災害時の支援活動に関する協定」の締結を受けて、大規模災害時の避難所等の清掃マニュアルの普及啓発を図る。
(4)社会貢献活動
ア 7月実施予定の松山市民大清掃に協力する。
イ 青年部会員が社会福祉施設等を訪問して、清掃作業等の奉仕活動を行う。
4 障がい者等への支援活動
(1)愛媛県との間で、「愛媛県立特別支援学校生徒等への就労支援に関する協定」を締結したことを受けて、特別支援学校に在籍する生徒を対象に清掃作業の知識・技能の習得を目的とした研修等を実施する。 特に、公共施設、宿泊施設等を研修場所とする職場体験学習「愛媛ワンセルフプロジェクト事業」の充実を図る。
(2)独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構愛媛支部が実施する「えひめアビリンピック(障害者技能競技大会)」、県教育委員会が実施する「愛顔のえひめ特別支援学校技能検定」の企画運営等に積極的に協力するとともに、審査員の派遣を行う。
(3)松山刑務所において、受刑者を対象に清掃作業従事者研修を実施する。
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